大阪市 骨粗鬆症治療

 
 


そうせん整形外科クリニック 妊娠関連骨粗鬆症


妊娠関連骨粗鬆症とは


出産後に起きる特殊な骨粗鬆症
をご存知ですか?

 
妊娠と出産は女性の体に
大きな変化をもたらします。
ホルモンバランスの変化から
肉体的な変化まで
男性ではあり得ないレベルでの
変化が起きます。
 
その結果、母親の体には
様々な問題が起きることが多いです。
 
そのうちの一つにあるのが
『妊娠後骨粗鬆症』
です。
 
 
 
 

出産後に起きる特殊な骨粗鬆症
をご存知ですか?

 
妊娠と出産は女性の体に
大きな変化をもたらします。
 
ホルモンバランスの変化から、肉体的な変化まで
男性ではあり得ないレベルでの変化が起きます。
 
その結果、母親の体には
様々な問題が起きることが多いです。
 
そのうちの一つにあるのが
『妊娠後骨粗鬆症』です。
 
 
 
 
妊娠後骨粗鬆症
妊娠後骨粗鬆症とは
 
妊娠後期から出産後にかけて母の骨密度は
図のように一旦低下します。
しかし通常であれば
骨密度が戻り始めると考えられています。
 
しかし一部のお母さんはこの戻りがなく
低い状態のまま経過していったり
産後すぐに急激に低下しすぎることで
妊娠後骨粗鬆症となってしまいます。
 
 
 
妊娠後骨粗鬆症の原因
妊娠後骨粗鬆症の原因は
 
 
妊娠後骨粗鬆症はまだ詳細が解明されていませんが
現在考えられている原因は大きく二つです。
 
・カルシウムの需要供給のバランス
・女性ホルモンのバランス
 
この二つが大きく崩れることで
妊娠後骨粗鬆症のきっかけとなると
考えられています。
 

① カルシウムの需要供給の変化

 
妊娠中と出産後は母親の体内のカルシウムの需要量が大きく増加します。
妊娠中は胎児に、産後は赤ちゃんに授乳のために。
そのため母親の食事からのカルシウム摂取が足りない場合には十分に赤ちゃんにカルシウムを供給できないため、母親の体の骨を溶かしてカルシウムを生み出して赤ちゃんに供給します。
結果としてお母さんの骨は脆くなってしまいます。
 

産後のカルシウム

 
 

② 女性ホルモンのバランスの変化

 
妊娠中と出産後は女性ホルモン(特にエストロゲン)が図のように急激に変化します。出産後に一気に0近くまで低下するため、体の代謝にも大きな変化を及ぼします。
 
通常の閉経後骨粗鬆症もエストロゲンの低下が問題ですが、妊娠後骨粗鬆症の場合は低下の程度が急激であるため一気に骨の生成のバランスが崩れてしまい骨が脆くなってしまいます。
 

 

妊娠後骨粗鬆症の原因
骨粗鬆症の検査
 
『妊娠骨粗鬆症』の検査は通常の検査と
全く同じです。特別な項目はありません。
 
市の超音波骨密度測定などで注意と
された方はぜひ検査だけでも受けてみてください。
当日に判定が可能です。
 
 
骨密度測定
最も正確に骨密度の数値を測定できる装置です。
東成区で数台しかありません。
 
適切な投薬を選択するために
採血で詳しく状況を把握して対応します。
 
 

このようなお母さんは骨密度検査を!

 
▫︎ 初産で30歳以上の方
▫︎ 元々体が細い方
▫︎ 母や祖母が骨折したことのある方
▫︎ 喫煙、アルコール、運動不足の方
▫︎ 腰の激痛が産後1ヶ月目以降で出現した方
 

 
 
 

妊娠後骨粗鬆症の治療
妊娠後骨粗鬆症の原因は
 
骨密度検査で『妊娠後骨粗鬆症』
と診断された場合にはどうするか?
 
骨密度の状態によって大きく分かれます
 
 

骨量減少の場合(骨密度70~80%前後)

 
比較的軽症である骨量減少の場合は投薬などは行わずに、まず下記の基本的な治療を進めていくことが多いです。
 
①カルシウムの摂取
②日光の適度な暴露
③散歩などの適度な運動
 
を心がけてもらいます。
 

カルシウムの摂取

 
カルシウムは食事から摂取するだけでは妊娠・授乳中は少し不足になりがちですのでサプリメントを少しプラスしておくと良いです。大体目安はサプリメントで1日に500mg摂取できれば良いです。
摂取しすぎは良くはないので注意を。
 

日光の暴露

 
日光に当たることで皮膚でビタミンDが生成されます。このビタミンDが不足するとカルシウムをいくら摂取しても体内に吸収することができません。
1日に10分程度、手の甲に日光を浴びるだけで良いと言われています。
 

適切な運動

 
適切な運動で体に負担をかけることで骨密度は上昇します。散歩を毎日少しでもすることで違いがありますので、育児で大変ですが気分転換の意味も含めて毎日10分程度は散歩してみましょう。
 

骨粗鬆症の場合(骨密度70%以下)

 
数値にもよりますが腰骨の圧迫骨折がない場合には軽症の対応をすることが多いですが、治療反応が悪い場合や骨折が発生した場合には基本的に下記の二つが治療の中心となります。
 
① 断乳
② 投薬
 
ただし育児の状況や協力体制などによって治療は話し合って決めることが多いです。必ず断乳や投薬!というわけではありません。
 

断乳

 
授乳が終わると急激に女性ホルモンは正常の値に戻り骨密度も改善します。断乳を意図的に行うことでカルシウムの流出を防ぎ、授乳終了と同じ状態を作り出すことで自然な改善を目指す方法です。ただし気持ちの問題もあるためしっかりと話し合って決定します。
 

投薬

 
様々な骨粗鬆症の治療薬がありますが、授乳中には使いにくい薬剤が多いです。そのため断乳後に投薬をすることが一般的です。また挙児希望がある場合には中止して薬剤選択をしないと胎児に影響があることもあります。
適切な投薬を選択して提案いたしますのでご安心ください。
 
 

 アクセス

 

 診療時間

 
受付時間  金  土
9:00~12:00
13:30~15:00 × ×
15:30~18:30 × ×
  休診日:第2.4土曜日、日、祝日
☆:第1,3,5週土曜日 午前診察(9:00~13:00)
△:完全予約制(保険外診療・自費リハビリのみ)
 
☎︎ 06-6753-8751

 アクセス

 
 
大阪メトロ【今里駅】徒歩30秒
 
住所:大阪市東成区大今里3-20-27 Aria今里ビル3階

 
 

 

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