そうせん整形外科クリニック 浮足の治療
浮き足の治療
子どもの足の問題
『浮き指』
浮き指とは?
『浮き指』または『浮き趾』と呼びます。
裸足で遊ぶ機会が少なくなり足を含めた下肢の筋力低下をはじめ足の発達が未熟であるために起きる足の指の状態です。
足趾をうまく使えないため、下記のように足の指が通常の状態で反り上がってしまい地面に接していない状態になってしまいます。
足や足の指の筋肉の基礎は8歳までに大部分の形成がされると言われているため注意が必要な状態の一つです。
近年では中学校入学時に8割の子どもにこの浮き指が見られる報告もあります。
浮き指の症状は?
浮き指がある場合の症状は?実は浮き指があるから症状がある、もしくは症状があるから浮き指になる。の両方が考えられます。
・長時間の立位が取れない
・姿勢が悪くなる
・運動の時にこけやすい
・膝や足首が痛くなりやすい
・足の痛み
などがあります。
が、 よく診察していくと様々な子供の姿勢や関節の痛みにこの浮き指が見られることが多くあります。
浮き指ならどうする?
浮き指の治療法
靴選び
幅が広く、足の指が動きやすい靴を
選んで成長に合わせて買い替える
医療用インソール
当院で義肢装具士が足の形を測定し
子どもにあったインソールを作成
リハビリ
子どもの足の状態を確認して
柔軟性と筋力強化を行い自然な改善
を2ヶ月かけて目指していきます。
● インソール作成
医療用インソール
当院では子どもの足の形を足専門の義肢装具士が計測し適切なインソールを作成することで足のアーチを適正化し浮き指を改善させます。矯正することで徐々に本来の形に戻っていくことを狙います。またリハビリを併用することでより良い結果を得ることが可能です。
※治療用であるため子ども医療費助成制度が適応されます。(大阪府は6歳まで、大阪市は18歳まで)詳しくは市のホームページを参照ください
● 足のリハビリ
リハビリテーション
当院では理学療法士が子どもの足をリハビリで柔軟性や筋力の評価を行い治療を行なっていきます。主に膝〜足趾の柔軟性を確認し足趾の緊張性を改善させ、足のアーチをしっかりと形成していくことが重要です。また足趾の使い方も学びます。
子どもによっては姿勢のチェックを含めて対応して2ヶ月ほどかけて足の状態を改善し、運動能力の向上を目指していきます。
※治療であるため当院のリハビリは子ども医療費助成制度が適応されます。(大阪府は6歳まで、大阪市は18歳まで)詳しくは市のホームページを参照ください
『扁平足』
扁平足とは?
扁平足とは土踏まずの部分が潰れてしまい足が平べったくなる状態です。乳児の頃は足のが未発達のため全員扁平足ですが成長するに従い足の筋肉の強化により土踏まず(足のアーチ)が形成され扁平足から通常の足に変化していきます。
しかしうまく足の筋力が強くならなかった、足の骨の変形、下腿筋の異常など様々な理由でアーチ形成が上手くいかず扁平足のままの方もおられ、下記のような症状が出現します。
扁平足の症状は?
未就学児の場合と小学生〜大人の場合で症状は少し変わってきます。
未就学児
・こけやすい
・足の裏が平べったい
・痛みなどはない
小学生〜
・歩くと足の内側が痛くなる
・長距離歩くと足が疲れやすい
などがあります。扁平足の程度により症状がなかったりしますが重症度はレントゲンで確認できます。
扁平足の治療は?
治療は基本的に浮き指と同じく足趾の運動訓練のリハビリやアーチ形成のためのストレッチなどリハビリが中心になります。医療用インソールの作成も効果的です。自宅でのエクササイズもしっかり指導しますので子どもの足が気になる方はご遠慮なくご相談ください。
アクセス
診療時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ☆ |
13:30~15:00 | △ | △ | △ | × | △ | × |
15:30~18:30 | ● | ● | ● | × | ● | × |
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